Backlogでタスク管理を始めよう！- 人気のタスク管理アプリの特徴と使い方

はじめに
Backlogの特徴
Backlogの使い方
Backlogを使ったタスク管理のヒント
1. タスクの優先順位付け
2. チームメンバーとのコミュニケーション
まとめ

はじめに

タスク管理は、仕事の効率化に欠かせないものです。タスク管理を行うことで、仕事の優先順位を明確にし、時間を有効に活用することができます。しかし、タスク管理を行うためには、適切なツールが必要です。そこで、今回は最も人気のあるタスク管理アプリ「Backlog」について紹介します。

タスク管理の重要性

タスク管理とは、自分やチームが行うべき作業を明確にし、優先順位や期限を設定し、進捗状況や成果物を確認することです。タスク管理を行うことで、以下のようなメリットがあります。

作業の目的や方向性が明確になり、モチベーションが向上します。
作業の効率や品質が向上し、時間やコストの削減につながります。
作業の状況や問題点が可視化され、迅速な対応や改善ができます。
作業の成果や責任が明確になり、評価やフィードバックがしやすくなります。

しかし、タスク管理を行うには、適切なツールや方法が必要です。そこで、Backlogという進捗管理ツールを紹介します。

Backlogとは

Backlogとは、プロジェクト管理やタスク管理、情報共有などを行うことができる進捗管理ツールです。Backlogは以下のような特徴を持っています。

ウェブブラウザから簡単にアクセスできるクラウド型サービスです。
課題やWiki、ファイル共有などの機能が豊富に揃っています。
ガントチャートやカンバンボードなどのビューでタスクの進捗状況を一目で確認できます。
コメントや絵文字、スターなどでチームメンバーとコミュニケーションできます。

Backlogは、タスク管理だけでなく、プロジェクト管理やコラボレーションにも優れたツールです。次に、Backlogの主な機能について詳しく見ていきましょう。

Backlogの料金プラン

Backlogは、プロジェクト管理ツールで、様々なプランが用意されています。どのプランも30日間の無料トライアルがあります¹。

フリープランは、1つのプロジェクトと10人のユーザーまで利用可能です。Subversion/Git、ファイル共有が利用できますが、アクセス制限、ガントチャート、バーンダウンチャート、属性のカスタマイズ、状態の追加・変更、親子課題などは利用できません。また、総容量は100MBまでです。

無料トライアルは、選択したプランの全機能（アクセスログ、セキュリティチェックシートの提供を除く）が30日間利用可能です。トライアル終了後にプランを確定し、支払方法を選択することができます。

有料プランは以下の通りです。

スタータープラン: 月額2,970円で、ユーザー数30人、プロジェクト数5個、総容量1GBが利用可能です。カンバンボード、2段階認証、SAML認証（有料）、監査ログ（有料）、メールサポート、チャットサポートが利用できます。
スタンダードプラン: 月額17,600円で、ユーザー数無制限、プロジェクト数100個、総容量30GBが利用可能です。スタータープランに加えて、ガントチャート、バーンダウンチャート、課題のテンプレートが利用できます。
プレミアムプラン: 月額29,700円で、ユーザー数無制限、プロジェクト数無制限、総容量100GBが利用可能です。スタンダードプランに加えて、属性のカスタマイズが利用できます。
プラチナプラン: 月額82,500円で、ユーザー数無制限、プロジェクト数無制限、総容量300GBが利用可能です。プレミアムプランに加えて、アクセスログの提供、セキュリティシートの提供(プレミアムプランでは有料オプションでの提供)が利用できます。

Backlogの特徴

タスク管理機能

Backlogでは、プロジェクトごとに課題を作成し、課題に優先度や期限、担当者などを設定できます。課題は種別やカテゴリー、マイルストーンなどで分類できます。また、課題にはコメントやファイル添付、関連課題などを追加できます。

Backlogでは、課題の進捗状況をガントチャートやカンバンボードなどのビューで一目で確認できます。ガントチャートでは課題の期間や重複度、依存関係などを見ることができます。カンバンボードでは課題の状態や担当者ごとに課題を並べることができます。

Backlogでは、タスク管理を効率化するために以下のような機能も提供しています。

バッチ登録機能: 複数の課題を一括で登録したり更新したりすることができます。
テンプレート機能: 課題登録時にテンプレートから内容をコピーしたり、テンプレートから課題を作成したりすることができます。
バーンダウンチャート機能: プロジェクトの進捗状況や残りの作業量をグラフで見ることができます。
バージョン管理機能: 課題やWikiの変更履歴を見たり、差分を比較したり、以前の状態に戻したりすることができます。

プロジェクト管理機能

Backlogでは、プロジェクトごとに課題やWiki、ファイル共有などの機能を利用できます。プロジェクトには、プロジェクト名やプロジェクトキー、プロジェクトアイコンや説明などを設定できます。また、プロジェクトの公開範囲や状態も設定できます。

Backlogでは、プロジェクト管理を効果的に行うために以下のような機能も提供しています。

プロジェクトチーム機能: 複数のプロジェクトをチームとして管理することができます。
プロジェクトコピー機能: 既存のプロジェクトの設定や内容を移行ツールを使ってコピーすることができます。
プロジェクト移動機能: 課題やWikiなどの内容を別のプロジェクトに移動することができます。

コラボレーション機能

Backlogでは、チームメンバーとのコミュニケーションや情報共有を促進する機能が多数用意されています。

例えば、課題にコメントしてチームメンバーの作業にフィードバックや質問をしましょう。コメントには絵文字やスターを使って気持ちを表現できます。絵文字はテキストだけでは伝わりづらいニュアンスを伝えることができます。スターはチームメンバーが難しい課題を解決したときや良い仕事を達成したときに感謝の気持ちを示すことができます。

また、ファイル共有機能やWiki機能を使って作業内容や情報を一箇所に集約しましょう。ファイル共有機能ではサイト制作の素材や写真、チラシ、説明資料などのファイルをプロジェクトごとに格納できます。Wiki機能ではプロジェクトや課題に関するメモ、会議の議事録、作業マニュアル、仕様書などチームメンバーに向けた情報を文書で管理します。

さらに、お知らせ機能やメール通知機能を使ってチームへの情報共有を円滑にしましょう。お知らせ機能では課題追加、担当者の割り当て、確認事項などをメールでもお知らせできます。メール通知機能ではスターメールやマイレポートメールなどで自分がもらったスターや今週のタスクを確認できます。

以上が、Backlogの概要と特徴についての説明です。Backlogはタスク管理を効率化するだけでなく、プロジェクト管理やコラボレーションにも優れたツールです。Backlogを使って、チームワークを高め、プロジェクトの成功に貢献しましょう。

Backlogの使い方

Backlogは、タスク管理、プロジェクト管理、コラボレーションなどに対応したアプリです。Backlogの使い方については、Backlogヘルプセンターの「使い方ガイド」が詳しいです。ここでは、Backlogの基本的な使い方から、管理者向けガイド、一般ユーザー向けガイドまで、様々な情報が提供されています。

アカウントの作成方法

Backlogを使用するためには、まずアカウントを作成する必要があります。下記のバナーからBacklogのHPに行き、「30日間無料で試す」ボタンをクリックします。料金プランの表示にスクロールするので、好きなプランで改めて「30日間無料で試す」ボタンをクリックしましょう。

アカウント作成ページが表示されたら必要な情報を入力し、登録ボタンを押すだけです。

スペースID、組織名、名前、メールアドレス、パスワードを入力し、「無料で試してみる」ボタンをクリックします。
以下のような画面が表示されればアカウントの作成は完了です。

プロジェクトの作成方法

次に、プロジェクトを作成します。プロジェクトとは、Backlogで管理する単位です。プロジェクトには、メンバーや課題、Wikiなどが含まれます。プロジェクトの作成方法は以下の通りです。

ダッシュボード画面で、「プロジェクト追加」ボタンをクリックします。
プロジェクト名とプロジェクトキーを入力し、「プロジェクト作成」ボタンをクリックします。
プロジェクトの詳細設定を行います。プロジェクト名とプロジェクトキー（コードネーム：半角英数字で指定）や、その他詳細情報を設定します。
「登録」ボタンをクリックして、設定を反映します。

タスクの追加方法

そして、タスクを追加します。

タスクとは、Backlogで管理する作業の単位です。タスクには、担当者や期限、種別、優先度などが設定できます。タスクの追加方法は以下の通りです。

プロジェクト画面で、「課題の追加」ボタンをクリックします。
課題の詳細情報を入力します。例えば、課題の件名や詳細、担当者や期限、優先度などを設定します。

カテゴリーは新規追加することもできます。

カテゴリーの＋ボタンをクリックするとカテゴリー名の追加フォームが表示されます。
「追加」ボタンをクリックして、課題を追加します。

また、Backlogではガントチャートやカンバンボードなどの機能も用意されており、作業の進捗状況やタスクの状態の変更が簡単に行えます。さらに、Backlog内でメッセージのやり取りができるため、チームメンバーとのコミュニケーションもスムーズに行えます。

Backlogを使ったタスク管理のヒント

Backlogは、プロジェクト管理やタスク管理に便利なツールです。Backlogを使ってタスク管理をする方法として、以下の２つの方法をご紹介します。

タスクの優先順位付け

タスクの優先順位付けは、開発プロセスの重要な要素です。何を最初に開発するか、優先順位を決定することは、作業を効率的に計画するのに役立ちます。

Backlogでは、プロジェクトごとに課題を作成し、課題に優先度を設定できます。優先度は「高」「中」「低」の3段階から選べます。

また、課題には期限や担当者も設定できます。これらの情報をもとに、ガントチャートやカンバンボードなどのビューでタスクの進捗状況や優先順位を一目で確認できます。

チームメンバーとのコミュニケーション

チームメンバーとのコミュニケーションは、プロジェクトの成功に欠かせない要素です。Backlogでは、チームメンバーとのコミュニケーションを促進する機能が多数用意されています。

以上が、Backlogを使った実際のタスク管理の方法として、タスクの優先順位付けとチームメンバーとのコミュニケーションについての説明です。Backlogはプロジェクト管理やタスク管理に便利なツールですが、それだけではありません。Backlogはチームで楽しくコミュニケーションできる仕組みがあることで、個々人のモチベーションが向上し、プロジェクト達成のためにより密に連携できるツールでもあります。ぜひBacklogを活用してみてください。